シーケンサーソフトで適宜修正
Dominoで修正していきます。Dominoの詳しい使い方は省略しますので、別途、HP等でお探しください。
先ずは各トラックのプログラムを設定します。
それぞれ、①で該当する楽器(piano、オルガン、Bass、Drum)を選び、②の部分をダブルクリックします。すると③の表示がでますので、それぞれ下記の青部分ように選んで「OK」を押します。Drumは「モード」で「ドラムセットリスト(D)」をチェックするのをお忘れなく。




次に、カウント音の修正をします。
①で「Click」を選んで②を削除します。

次に①で「Drum」を選び②のように記入します。これで、スティックのカウント音が出るようになります。

次に、いよいよこの曲の肝であるシンコペーション部分の修正を行います。
先ずはDrumから。
この曲には、大きなシンコペーションが2か所あります。
1は曲の初めの部分のシンコペーションです。修正前を修正後のように変更します。楽器の別(ハイハット、ライドシンバル等)と楽器の音量の修正にもご注目ください。

2は曲のサビ部分のシンコペーションです。修正前を修正後のように変更します。



イントロとサビの部分は、ハイハットをライドシンバルに変更します。

次は、Pianoの修正を行います。




オルガンの修正を行います。




オルガンは音量が大きかったので、修正しました。
①でハーモニー(Organ)を選び、②をダブルクリックした後に、③の部分の数値を「40」に変更しました。

最後はベースです。




音源ソフトで再生、録音
以上の修正をして完成した曲を紹介します。修正したことによりシンコペーションがうまく表現できていると思います。
先ずは、PCの内部音源を使って再生したものを紹介します。この曲では音数が少なかったため音飛びはありませんが、音数の多い曲では音が飛ぶことがあります。
次に、Roland Sound Canvasのソフト音源を使って再生したものも紹介します。安定した再生で音飛びもありません。
再生、録音の方法ですが、Dominoで作成したMIDIデータをメールに添付してiPadに送り、iPadにインストールしてあるRoland Sound Canvas音源で再生しPCで録音しました。
私のカラオケ音源の作成手順は以上になります。
次回以降は、これまでに作成したカラオケ作品をご紹介していきたいと思います。いずれも、骨格となる部分はiReal Proで作成し、そのMIDIデータをPCのDominoで修正して作成したものです。
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