ご存じ、世界的ドラマー村上”ポンタ”秀一のドラム教本「Welcome to My Rhythm」です。
一応、自分でもドラムを叩くので、村上”ポンタ”秀一のドラミングは憧れでした。とても足元にも及びませんが、その教本がどんなものかと手に取りました。
この教本はハードカバーで豪華な装丁をしており、値段も3,500円(1999年発行)というそこそこ高価なものです。写真が豊富な教本ですが、活字が大きくて文章はポイントを絞った簡潔なものでした。そのため、一見スカスカに見えますがポンタの貴重な言葉を集めた教本だと思います。

印象に残っている言葉
目次は以下のようになっています。

ポンタの言葉で印象に残っているものを二つご紹介したいと思います。
椅子は高い方が良い
これは、ポンタがあちこちで言っていることですが、椅子を高くすることでドラミングで使う足は上から落とすだけで良くなる。また、体に無理がないので腰を痛めることがない。というものです。
これに倣って、私もできる限りドラムの椅子は高くしています。
歌うドラミング
この教本では書かれていませんが、これもポンタがあちこちで言っています。即ち、スティックを持ってドラムに向かう前に、口ドラム(口でドン、タンといったドラムを奏でること。)ができないといくら手足を使ってトレーニングしてもダメ。
この域には達することができませんが、歌の気持ちを理解してドラムを叩くように心がけています。

ご冥福をお祈りします。合掌。
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