所有楽器の紹介シリーズのドラム編です。
私の音楽活動・楽器所有のスタートはギターからでしたが、学生時代にバンドを組んでいた時にバンドメンバーのドラマーに叩き方を教えてもらい、興味を持ちました。エイトビートはすぐに問題なく叩けたと思います。
卒業後はバンド活動も無くなりましたが、ドラムへの憧れは続きました。音量の問題で生ドラムの購入はあきらめていました。当時は、エレドラもまだ発売されておらず、ゴムの練習台のようなセットが中心で所有するには至りませんでした。
しばらくするうちにヤマハからサイレントシリーズのドラムが発売され、これこそ私が求めていたものだと感じ、これがきっかけで私のドラム購入の遍歴が始まりました。
ヤマハサイレントドラム
早速、ヤマハのサイレントドラム「SL1」を購入しました。


このドラムは、写真のように生ドラムのような姿をしていますが、ドラムヘッドの裏にはゴムのパッドが挟まっており叩いてもほとんど音は出ない優れものでした。
サイズは、バスドラが16インチ、タムが12インチと13インチ、フロアタムとスネアが14インチといった構成で、タム、スネアはハードウエアも含めて16インチのバスドラの中に収納できる仕組みになっていました。
このドラムに加えて、スタンド類(ハイハット、シンバル)とキックペダル、椅子及び消音シンバル(プラスチック製)一式も購入して自宅で遊んでいました。
しかし、バンド仲間がいるわけでもなく、一人で音楽を聴きながら叩いても長続きせず、いつしか押し入れに入れっぱなしとなっていきました。
そして、このサイレントドラムが30年後に復活するのです。
ヤマハサイレントドラムの復活
趣味の音楽鑑賞は続けていたものの、さしたるバンド活動も行っておらず社会人生活を送っていましたが、定年が近くなりバンド活動を復活することになりました。
地域のコミュニティセンターが主催した趣味のバンド活動講座に参加して、集まったメンバーでバンドを組むことになりました。その際に担当する楽器を決めるのですが、ドラムは希少価値があると思いドラムを選びました。
楽器は、手始めにスネアドラムは購入し、その他のセットはスタジオにあるドラムを使っていましたが、やはり自前のドラムが欲しくなりました。
そして、ふと考えました。
そういえば、押し入れの中にヤマハのサイレントドラムがあるなァ。これはヘッドの裏にゴムのパッドが挟まっているので音が小さくなっているんだ。もしかして、その消音のゴムを外せばきちんと音がでるかもしれない。ネットで調べてみると、そのとおり、ゴムを外してドラムとして使っている人もいました。よし、やってみよう!
こういった経緯で、いよいよ30年ぶりにドラムを引っ張り出すことになったのです。


上の写真は、消音のゴムを外して使ってみたばかりの時のものです。
ドラムヘッドは30年ものの古い状態でしたが、問題なく使えました。音量は、タムのシェルが薄いのですが、練習には十分使えました。ただ、フロアタムのドンという音を出すには無理があり、また、バスドラに使うには硬い音でした。
その後、このサイレントドラムは種々変遷し、最終的には下の写真のように、小規模会場でのジャズ向きのセッティングとして活用しています。
バスドラは16インチそのままで、ヘッドをレモのピンストライプに変更したことで十分使える楽器になりました。タム類はバーチシェルのタムを使っています。


ここに至るまでの変遷の物語がありますが、それは項を改めてご紹介したいと思います。
その他のドラム
その他、色々なドラムを購入し使っています。それぞれの楽器に変遷の物語がありますので、項を改めてご紹介したいと思います。
ここでは、箇条書き的にご紹介します。
トラップスドラム系
薄型で持ち運べるドラムが欲しくて購入しました。
このドラムの変遷の物語があります。
こちらをクリックしてください。⇒Traps Drumsの変遷


パールビジョン系
本格的な生ドラムの購入もしています。
このドラムの変遷の物語があります。
こちらをクリックしてください。⇒Pearl VISIONの変遷


エレドラ(電子ドラム)系
自宅練習用にエレドラ(電子ドラム)も購入しています。
このドラムの変遷の物語があります。
こちらをクリックしてください。⇒エレドラ(電子ドラム)の変遷


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