自宅での練習用にエレドラ(電子ドラム)も初期から所有しています。
ヤマハ DTXpress,DTXplorer
この写真の音源モジュールはDTXPlorerですが、フレームやバッド類はDTXPressの物です。
自宅練習用にヤマハのサイレンサードラムを持っていましたが、やはり音量が大きいことや叩いた時の音質の問題で次第に使わなくなってしまいました。
ドラムはどうしても音の問題があるので諦めていましたが、雑誌でエレドラというものあることが分かりました。そのころ、シンセサイザーが音楽演奏の中で使われ始めておりキィーボードを入力とする楽器が多く出始めていました。考えてみれば、入力をキィーボードからパッドにすればドラムの音も出せるわけです。しかし、出始めのころはエレドラはとても高価な楽器でした。
そして、ヤマハは庶民にも手に入るエレドラを発売してくれたました。新しいもの好きな私はすぐに発売したばかりのDTXPressを購入しました。

音源モジュールは交換可能でしたので、しばらく後にDTXPress音源モジュールを入手しました。音源モジュールの技術は日進月歩でして、音質は各段に良くなりました。

ローランドコンパクトドラム V-Drums Portable TD-4KP
究極のコンパクトドラムとして、ローランドのV-Drums Portable TD-4KPを持っています。
このエレドラは折りたたむと下の写真のように抱えられるくらいの大きさになります。専用のケースに入れると肩に担いで持ち運びできるようになります。
購入のきっかけはネットオークションでした。この製品は前から気になっていましたが、既にエレドラを持っているためわざわざ入手する気はしませんでしたが、ある時割安の値段で出ているのを見かけました。このセットにキックペダル、椅子(ハイハットペダルはもともと付属しています。)を付けて2万5千円くらいだったと思います。ただし、販売元まで取りに行くことが必要でした。電車に乗って2時間くらいかかる距離でしたが、意を決して取りに行き、折りたたんだ状態のものを買い物カートに括り付けて持ち帰りました。
使ってみると、同じエレドラでもヤマハとローランドでは製品づくりのコンセプトが全く違うことが分かりました。ヤマハはあくまでサンプリングした音源を鳴らすものであり、ローランドはシンセサイザーで音を作って鳴らすというものでした。そのためローランドのエレドラでは音のチューニングができ、スネアのピッチを高めたりすることで好みの音に調整して使ます。音質はヤマハは実物の音の再現であり、ローランドは幾分作った音の臭みが感じられます。このへんはそれぞれ個人の好みによりますネ。


ハイブリッドシステム
エレドラは主に自宅練習用で使っていましたが、根がコンパクトドラム志向な私としては、実際の演奏に使えないかと色々試しています。
エレドラとはいえフレームごと運ぶのは大変なので、パッドだけをスタンドに取り付けてみたことがあります。

また、通常のドラムセットの一部をエレドラで代用することで持ち運びを楽にできないかと試したこともあります。



しかし分かったことは、エレドラはパッドなどは持ち運びが容易で楽ですが、音を出すまでにとても面倒な手間が必要なのです。具体的には、音を出すためには各パッドを音源モジュールまでケーブルで接続する必要があり(パッドの数が多いのでとても面倒なのです。)、音源モジュールはアンプにつなぐ必要があり、音源モジュールとアンプはそれぞれ電源コードをコンセントに接続する必要があるということです。また、生ドラムとエレドラとは音質が違っており、混ぜると違和感がありました。
結局、多少運搬は大変でも組み立てたらすぐに音が出せる通常のドラムを使うようになりました。
センサーコーンの交換
メッシュヘッドのドラムパッドを中古で入手しましたが、どうも感度が悪いのです。このパッドの構造ですが、メッシュのヘッドを叩いた振動はヘッド下の三角錐のセンサーコーンで電気信号に変換され音源で音になります。このセンサーコーンは叩いているうちにすり減ってしまいヘッドの振動をきちんと拾わなくなります。このコーンは通販で入手が可能で、ネットで調べたところカナダで売っていました。つたない英語の注文メールを出してドル決済で入手しました。



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